
日本ではマグニチュード8クラスの巨大地震が10年に一度、マグニチュード7クラスの大規模地震が年1回の割合で発生している。災害はいつどこで起きてもおかしくない。備えあれば憂いなし!
想定外ではすまされない!
東京で直下型地震が平日の昼に起きた場合、帰宅困難者はおよそ650万人にのぼるとみられています。交通網や電話回線が遮断され、携帯電話も使えず、家族の安否がつかめなくなったとしたら…。遅かれ早かれ「その日」は必ずくると言われています。
そういった人々の危機意識の高まりが、『震災時帰宅支援マップ 首都圏版』(昭文社刊)の大ベストセラーにつながったとも言えそうです。なにはともあれ、いざというときに最低限必要な対策について日ごろから考えておきましょう。
市販の防災グッズで安心してはいけない!
市販の防災グッズに完璧はありえません。なぜなら、女性なら生理用品、乳幼児がいれば紙おむつ、持病がある人なら常備薬など、一人一人必要なものが違うからです。市販グッズの中から足し引きして、自分なりの防災グッズを用意することが重要です。
そして身軽に避難するために、ある程度「割り切りの美学」を持つことも大事。自分にあった必要最低限のものを用意しておきましょう!食料品や薬は、定期的に点検して入れ替えましょう!
技アリ!防災対策
家族の写真を防災グッズに加えておくと、家族と離れ離れになったとき、捜索のための重要なツールとなります。外出時に災害が起きたときのために、普段から持ち歩くのもいいでしょう。
緊急連絡先などを控えたメモも忘れてはいけません。緊急時に携帯電話を持ち出せるとは限らないからです。また、家族の役割分担を決めておくことも重要です。防災グッズを持ち出す人、避難経路を確保する人、火の始末をする人…。速やかな連携プレーがサバイバルの決め手になります。
揺れを感じてからの行動
- 安全確保
(頭部を保護し、丈夫なテーブルや机の下に身をかくす)
- 火の始末
- 冷静な行動
(慌てて外に飛び出さない)
- 出口の確保
(地震の揺れでドアがゆがみ避難できない場合がある)
- 戸外では常に頭部を保護する
- 危険な場所を避けて避難
(ブロック塀、自動販売機、窓ガラス、看板、路上の自転車置場付近)

買い物カゴ
スーパーやコンビニで買い物中に地震が起きると、いろんな食品が落ちてきてパニックになるかも。慌てず、買い物カゴをヘルメット代わりに頭にかぶせて避難するのよ!
スリッパ
避難時には割れたガラスなどで足をケガすることもあるの。スリッパなどを枕元の近くに置いておくと重宝するわ。
大きな透明のビニール袋
地震に火災はつきもの。空気を入れてふくらませ、すっぽりとかぶると、煙を吸い込まずに避難することができるの。
NTT災害用伝言ダイヤル(171)
被災地の人が録音した安否情報を、ほかの地域にいる家族たちが録音メッセージを再生する形で聞くことができるわ。
携帯電話
懐中電灯がない場合、携帯電話を明かりとして使うことができるわ。