
賃貸マンションは気に入らなければいつでも退去できるという気楽さの反面、近隣とのトラブルがあった場合には損害賠償に発展するほど厄介な問題を抱えてもいる。ここでみっちり覚えておこう!
家財保険の基礎知識
「隣りの部屋から失火!私の部屋はどうなるの?」
「下の階の人から水漏れの苦情で訴えられた!弁償しなきゃいけないの?」
気をつけて住んでいても、こういったトラブルは起きてしまうものです。こんな場合に頼りになるのが借家人賠償が含まれている家財保険。
賃貸マンション契約時には、多くの場合、家財保険の加入が条件となっていますが、いったいこの家財保険では何が補償されていて、どういう場合に借家人の責任を問われるのでしょうか。自分が契約する保険の内容をよく確認しておきましょう!
おもな補償・賠償
- 入居者補償制度(家財補償)
- 基本となる主契約。契約者に対して補償される
→ 例: 自然災害、盗難などによる家財の損害
- 借家人賠償
- 大家さんに対する法律上の損害賠償を補償する
→ 例: 過失により部屋で火事を起こした際の原状回復費としての賠償保険
- 個人賠償補償
- 日常生活で起こる偶然による事故に伴う損害賠償を補償する
→ 例: 下の階への水漏れ/落下物で階下の人にケガを負わせた/店で高価な商品を破損してしまった/ペットが他人に危害を加えた
- 修理費用
- 盗難、火災、台風などで被害をうけたガラスやドアの原状回復費を補償する
→ 例:盗難などによってドアが破壊された
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地震保険って必要?
大地震が起きた際、その被害を増大させるのが火災です。しかし、火災保険だけでは地震をはじめ噴火・津波などの自然災害を原因とする火災による損害は補償されません。
地震保険に加入してはじめてこれらを原因とする火災・損壊・埋没・流失による損害が補償されるのです。ただし、地震保険は単独で加入することはできないので注意が必要です。
地震保険の保険料は、住んでいる地区や建物の構造によって異なります。図のように、日本全国を4つのクラスに分け、さらに建物の構造により2つのクラスに分けて、保険金額千円あたりいくらになるかというように決められます。
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トラブル多発の漏水事故!誰の責任?
築20年以上の賃貸マンションに住んでいるような人は要注意!給排水設備による事故がいつ起こってもおかしくないの。しかも自分が不在であったら被害はさらに甚大よ。
下の階の人から「水漏れした!弁償しろ!」なんて言われたらどうする?他の住戸で生じた漏水、放水などによる水漏れ事故については、誰の責任になるのかしら…水漏れさせた住人?大家さん?給配水管を工事した業者?
まず、立証責任は被害者が負うことになるの。時間や労力はかかるけど、立証ができなければ、逆に言うと加害者は責任を負わなくてもよいということになってしまうのよ。
水の出が悪い・水が流れがにくい・赤い水が出るなど、トラブルの兆候が表れたら、原因は配水管の劣化かもしれないわ。すぐに不動産屋さんか管理会社に連絡して。
加害者にも被害者にもならないために、くれぐれも給排水設備には注意しなきゃね!